愛染工房について

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京都・西陣 

愛染工房

Welcome to Aizenkobo Workshop
of the Natural Fermented Pure Japanese Indigo dyeing
and the Pure Vegetable Dyeing

愛染工房について


文豪・谷崎潤一郎に名づけられ、陶工・河井寛次郎と人間国宝(木工)黒田辰秋によって、親しく愛された「愛染工房」は、西陣の町屋にて天然発酵本藍染め・本草木染めの和洋服・作努衣・小物・さしこ糸を商っています。

愛染工房の天然醗酵本藍染めの効用をお話しましょう。
天然醗酵本藍染には、虫除け効果・蛇除け効果・殺菌効果が、古来より有ります。
世界各地にある藍染と比べますと、日本の天然醗酵本藍染の色は、世界的に濃い特徴のある色、「茄子紺色」です。でも、藍染は、化学染のように一回では、染まりません。最初は、「かめのぞき」、数度浸けて「水浅黄」、又数度浸けて、「なんど」「浅黄」「紺」「茄子紺」と呼ばれる色に仕上がってきます。

天然発酵本藍染で染めた布や紙は、防虫作用、蛇除け作用が有る為、奈良時代より現存するものが有ります。又、天然発酵本藍染の洋服を、箪笥に入れておきますと、防虫効果があります。それゆえに、昔から野良着、作努衣などの仕事着として、沢山用いられました。
昔、鎧・兜の組み紐として、天然発酵本藍染めの糸が使用されていました。天然発酵本藍染めでしか染まらない「茄子紺」を「勝ち色」と称して、「戦いに勝つ色」として喜ばれたものです。

又、民間薬として、藍の生葉は藍葉(らんよう)と呼ばれ、搾り汁を毒虫の刺傷、又腫毒に外用したりし、漢方生薬として、藍実(らんじつ)は、諸毒を解し、五臓六腑を整える薬効効果があるとされています。

萌黄色は、天然醗酵本藍染の後に、きはだ染め、宇金染めなどの黄色を染めて行います。きはだ、宇金とも、防虫作用が有ります。

その他、愛染工房では、環境にやさしい、色々な本草木染もしております。
貴方様の御来店、心よりお待ち申し上げております。


愛染工房主 宇津木憲一

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愛染工房
Address : 〒602-8449 京都市上京区中筋通大宮西入
Tel : 075-441-0355
Fax : 075-414-0355
E-mail :
aizenkobo@krf.biglobe.ne.jp
 
営業日
月曜日〜金曜日         10:00AM〜5:30PM
土曜日                      10:00AM〜4:00PM
日曜日・祝祭日           休業